このブログでごく稀に登場する麻酔科レジデントのティファニーとシカゴ最終日前日にランチに行ってきました。
お店の前には「冷やし中華始めました」の看板がありました。ココロという日本食レストランで、初めて入ったのですがとても美味しく「知るのが少し遅かったね」なんて話をしていました。
ティファニーは僕がシカゴに来た最初に心臓外科を回っていた麻酔科レジデントで、とても可愛らしかったので、思わず連絡先を聞いて今までなんとなく連絡をとったりしていました(台湾出身だったので「台湾にすごく興味あるから台湾について教えて」と言って電話番号を聞き、その後一度も台湾に関しての質問をしませんでした)。一度ディナーに誘ったりしましたが、彼氏がいるからそれはグッドアイデアではないわ、と言われたりしていました。
彼女はちらし寿司、僕は冷やし中華を頼んだのですが、僕の冷やし中華がなかなか出来ず、彼女は先に食事を終えてしまいました。病院や仕事の話もだいたい終わったので次は何を話そうかな、と思っていると「彼女できた?」みたいなことを聞かれました。相変わらず鳴かず飛ばずですわ、みたいなことを言っていると「そう」みたいに言われたので、本来彼氏がいることがわかっている女子に対して彼氏とどうなの?と聞くのは嫌なのですが、これは社会人としての礼儀だと思い「そっちはどうなの?」と聞き返しました。すると、「実は、一ヶ月前に別れたんだよね」と言ってきました。衝撃的な事実に驚く僕をしりめに、彼女は別れた理由や経緯などを話してくれました。日本でもそういったシチュエーションにうまく対応できないのに英語でうまく立ち回れるわけもなく、僕はただただ「アイムソーリーだ」と言っていました。ティファニーは笑っていました。
この事実をもっと早く知っていたなら、就職先に関しても、僕は別の決断をしていたかもしれません。人生ってとても面白いです。全ての話が終わると僕の元にようやく、頼んでいた冷やし中華が届きました。遅くでてきた冷やし中華が、今の僕にぴったりで、なんだかちょっと笑ってしまいました。「冷やし中華出るの遅いね」なんて言いながら食べました。
シカゴの夏も終わりました。
6件のコメント
DCに一緒にっていってみたら?
なくはないですね。
She can be your cardiac anesthesia attending at D.C. You never know. 人生ってとても面白いです。
ありがとうございます。可能性は無限大です。
ええ感じやないかい この肩の手が空中以外は
ありがとうございます。この手は確実に肩に接地しています。その分左手に違和感がでてしまっていますが。